先生が亡くなられてから、先生が出版された本の事など、ネットで見ていて、先生の娘さんのブログを読みました。全中優勝の時のエピソードや、その後のテニスをやめた事など。その娘さんのペアが、その後世界大会などで活躍された事も書かれていました。その頃自分はもうテニスをしていなかったので、当時活躍した選手の事は全く知りませんでした。そのペアの方が誰なのか、安藤先生に聞く事も出来ないのですが、気になっていました。
先日、ベースボールマガジン社から「軟式庭球からソフトテニスへ 日本代表の全歴史」が出版され、購入しました。日本代表の戦績の記録のページから読んで、娘さんのペアが誰なのか、多分そうだろうと分かったところで、最初から読んでみようと表紙、目次とページをめくりました。ドキッとしました。安藤先生の教え子の事を調べていたら、安藤先生がいたのです。最初のページ、プロローグに安藤先生が生前話されていたことが書かれていたのです。「テニスをしている中・高生がナショナルチームの選手のプレーを見る機会が少ないことがもったいないねえ。…」
ソフトテニスには沢山の素晴らしい指導者がいらっしゃいます。安藤先生が、ソフトテニスを理論としてまとめた先駆けであり、最高の指導者のであった事。そして編集の方が、この言葉を選んで巻頭に載せてくださっていただいたことが、とても嬉しく、安藤先生の思いを今後に繋いで行かなけれいけないと思いました。
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